国家資格化する動物看護師を取得する方法と、可能性について

動物看護師
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愛玩動物看護師法の制定

動物看護師は2019/7/2現在、まだ国家資格ではない。しかし2019/6/21に正式に愛玩動物看護師法が制定される事が決まった。動物看護師は晴れて国家資格となる。

一般社団法人日本動物看護職協会では与党である自民党にH28年から働きかけを続け、動愛法改正のタイミングと同じ時期に動物看護師を国家資格化することに成功した形となった。今後いつどのように国家資格になるかは一般社団法人日本動物看護職協会の公式HPで随時発表される。

 

 

動物看護師の国家資格化で何が変わるのか

例えば人間の看護師であれば「点滴」や「注射」が出来る。これは医師が行う業務の一旦を看護師資格を持つ事で可能にしている事と同義だ。動物看護師が国家資格化される場合も同じ事が言える。

病院にもよるが、現在も獣医師の業務である注射やマイクロチップ埋め込み等を、動物看護師が行っている事例もあるとのこと。しかしこれは本来動物看護師が行える業務ではない。法律により国家資格として制定された場合、法律の元、これが出来るようになる。

特に着目したいPointはマイクロチップの埋め込みだ。(ペットのマイクロチップ義務化は2019/6/12に義務化される法律が可決、マイクロチップに関しては3年後を目処に施行される。詳しくは下記を参照してほしい)

愛玩動物看護師の需要は増加する

犬と猫は2018年統計で、約1800万頭飼養されている(※ペットフード協会統計)。統計では全体頭数が減りつつあるものの、約1800万頭の犬猫飼養頭数はある程度維持されている。単純計算となるが犬猫が平均15年生きるとすると、年間120万頭生まれ、120万頭虹の橋を渡る計算だ。

ペットフード協会統計抜粋
https://petfood.or.jp/topics/img/181225.pdf

この意味を言い換えると、「マイクロチップを埋め込まなければならない対象頭数(義務・努力義務含む)は年間120万頭存在し続ける」という事。つまり動物看護師に与えられた資格の権限は、実はとても大きなものだということが分かる。

マイクロチップ義務化施行は3年以内を目処としているが、施行後に動物病院は必ず多忙となる。獣医師がマイクロチップばかり見ていては、怪我や病気の子達の診察や手術が出来なくなってしまうからだ。

ここで動物看護師の出番なのである。また、定期的なワクチン注射も看護師が出来るようになると考えられ、その業務に当てられた責務は非常に大きい。活躍の場は更に増加するだろう。

動物看護師だと総称する人は2万人いると一般社団法人日本動物看護職協会がHP上で発表している。総称する、という言い方になる理由は、現在様々な民間の公的資格が乱立しており、定まった定数が分からない為、日本動物看護職協会で公認している「認定動物看護師」の数が2万人である、と発表している形となる。


動物看護師はどうやって取得するのか

動物看護師は様々な民間の会社が資格を発行している。どの資格を持っていれば今後国家資格の受験資格を得られるか、あるいはそのまま国家資格となるのかは現状知ることは出来ない。

しかし、これはそのまま国家資格(あるいは受験資格を得る)になるのでは…という「濃厚」なものは存在する。例を上げてみるので参考にしてほしい。


認定動物看護師

一般社団法人動物看護師統一認定機構の認定試験。受験資格が設定されている。基本的に専門学校か大学等で必要な単位を取得しないと資格を得ることが出来ない。

1)動物看護師統一認定機構が推奨したコアカリキュラムに基づく「動物看護学」を教育する学科あるいはコースを有する専修学校専門課程あるいは大学において、認定動物看護師になるのに必要単位数または必要時間数を正規課程で修めた者(受験年度3月末までに修める見込みの者含む)
2)動物看護師統一認定機構の受験資格審査により個別に認めた者

 

設立関連団体には一般社団法人日本動物看護職協会や公益社団法人日本動物病院協会等が存在する。与党に働きかけて活動し、国家資格化の法律制定に動いていたのも一般社団法人日本動物看護職協会である為、認定動物看護師を取得している人に対する国家資格化、あるいは受験資格獲得の確率は濃厚。

取得出来る学校一覧については下記を参考にしてほしい。

小動物看護師

日本ペット技能検定協会発行している看護師検定資格。ヒューマンアカデミーの「たのまな」という通信口座で取得出来る。受験資格はなく、誰でも週3回、1日2時間の勉強で4ヶ月で取得可能という。

受験資格の甘さから、今後小動物看護師を持っている人に国家資格の間口が与えられるかどうかといえば、可能性は低そうだ。とはいえ、今の所動物看護師は確かなものが存在しない。例えばこの資格を持って動物病院等、現場で活躍している人も一定数すでに存在している。

現状としては動物看護師は「いかに現場で実務を積むか」が主眼となっている為、動物看護師として働く間口の一つとなっていると考えるほうがいいだろう。

小動物看護師資格取得後には、3年後にやってくる国家資格の準備のために何が出来るかを、実践経験を積みながら働いたお金で専門学校等に通い、認定動物看護師にチャレンジするという計画が必要かもしれない。

場合によっては実践経験がある場合、国家資格の受験資格一部免除になる等、今後の動き次第では実践が無駄にならない可能性も十分考えられる為、死に資格になるかどうかが焦点だ。

資格取得に関しては下記のヒューマンアカデミーを参照してほしい。

たのまな

公認動物看護師

公認動物看護師は一般社団法人全日本動物専門教育協会(SAE)が発行しているライセンスだ。認定動物看護士と同じで、専門学校等に通い、必要単位等を取得しなければ受験資格は得ることが出来ない。また、認定動物看護師と公認動物看護師は専門学校で実技を学んでいる。

認定動物看護師との違いは、発行している団体が異なっている部分だ。発行団体であるSAEに、今後の国家資格化についての動きがあるかどうかを訪ねてみた所、「今の所国家資格化に関する情報は展開されていないが、情報が入り次第展開する」という状況。発行団体ですらまだどうなるか分からないという事が実情のようだ。

今まで民間資格だったものが国家資格化される話が出た場合、現在○○という民間資格を持っている人、または実技○○年以上の人、等、国家資格を有する(または受験資格を得る)為に条件が制定される事はよくある。

この資格を取って実技を積んでいる優秀な人が、長年培った実践結果を捨て去らなければならないような、涙を飲む結果になるとは考えにくい。公認動物看護師は環境省認定の資格でもあるため、信頼性も高い資格である。

まずはSAEの加盟校を調べる事をお勧めする。↓

他にもある様々なペットの資格

現状動物リテラシーが向上していく傾向があり、動愛法改正、動物看護師が国家資格化、等動きが活発だ。今後も動物業界は優秀な人材の確保のために様々な動向があると考えられ、資格取得等で業界に携われる機会が増加する可能性がある。

・動物介護士
・愛玩動物救命士 
・ドッグシッター
等、その内容は様々だ。


動物介護士、愛玩動物救命士は上記SAEのサイトから、ドッグシッターはヒューマンアカデミーの「たのまな」で取得出来る。

今後2019/6/12に制定された新たな動愛法により、ペット業界の益々の発展の為に、取得し人生が変わる事もあるかもしれない。

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