猫の不妊・去勢手術は必要か?

猫の不妊・去勢手術は必要か
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猫の不妊・去勢手術について、皆さんはどう思いますか?不妊・去勢手術を行うということを生態系全体で考えると、自然に反した行いを、人の手で無理やり行うという、まるで人間のエゴであるかのように考えてしまう心が純粋まっすぐな人もいるかもしれません。

本当にそうでしょうか。

不妊・去勢手術は必要です

不妊・去勢手術は飼い主の義務!

にゃんだと!!

あなたが猫の世話のプロである!と考えていらっしゃる場合、必要ないかもしれません。しかし、不妊・去勢手術を行わない場合、あなたは下記のリスクを背負うこととなります。

繁殖シーズンの猫の行動
・オスはあちこちでスプレーと呼ばれる行為により、おしっこを撒き散らす。
・メスは耐えず独特な猫なで声でオスを求めるようになる。
・外に出るオスは縄張り争いにより、いつもより怪我が増加する。
・外に出るメスはいつのまにか子供を作ってしまう。

本当にあなたにお世話が出来ますか?

猫のおしっこは臭い

例えばあなたが不妊・去勢手術をしないままとします。
そうすると、帰ってきたらオスに家のあっちこっちにおしっこをされてしまい、その処理に毎日追われてしまう。

猫のおしっこはとても臭い上になかなかとれません

可愛いうちの猫のおしっこくらい大丈夫!なんて思っているかもしれません。そう思ってる方、甘いです。その匂いはただ水で吹いただけでは絶対に取れません。壁や絨毯、服に染み込んだ場合、おしっこを処理するための専用の洗剤等を使用しない限り、完全に取ることは出来ません。これが本当に厄介。

管理人は粗相をする猫に対し様々な消臭剤を試しましたが、今はニオイバスターズ一択です。

↓独特な乳酸菌の香りに耐えればその効果は抜群 ↓

夜な夜な、朝方も悲しく鳴くメス

また、メスの場合、毎夜外に出たい、オスに会いたいと苦しそうに鳴きます。この声が本当にしつこく、うるさい。あなたがイローゼで眠れなくなるなんてお構いなしです。彼女も苦しいのです。飼い猫という立場なのに、本能に従えなくなるという事ほど酷い事はないです。

そしてあなたはその声でまともな生活が出来なくなってしまう事もあります。耐えれなくなったあなたは可哀想だと、とうとうメスを外に出すでしょう。すると、一瞬で妊娠して家に帰ってきます。

猫の交尾後の妊娠率は90%以上です。そして3~5匹程度一度に妊娠します。手放しで喜べる程あなたに育てる財力と時間があれば良いでしょう。しかし子猫はちょっとした温度管理が出来ないだけでも死んでしまいます。今一度考えてください。

あなたにその責任がとれますか?

最悪のケースの場合あなたの生活はむちゃくちゃになります。面倒を見きれなくなった結果、虐待、または捨ててしまう、なんてことも可能性としては否定出来ません。※実際にそんな理由で捨ててしまうケースが後を絶ちません。

あなたは命を預かっているはずなのに。幸せにすると誓ったのに。その誓いとはなんだったのでしょう。

絶対にすてにゃいで・・・・

飼い猫として飼うという事を自覚する

あなたはダンボールに入れられた数匹の子猫を見たことがありませんか?そうやってダンボールに入れて捨てる人間がいるのです。 彼らは何も悪くない。ただ生まれてきただけなのです。

人間は最後には自分の生活が大事です。自分を守ってこそ相手に優しくする事が出来ます。絶対に自分は完全に世話ができるという過信はしないでください。

まだ小さな息子や娘が飼いたいと言い出した場合、何故不妊・去勢するのかをちゃんと教えてください。

もし、生まれてくる子猫や、オスの粗相、メスの鳴き声に対してすべて面倒が見れると思うのならば、あなたのほとんどの時間を猫に費やすことが出来、全てを許し、全てを支える財力があることを前提としてください。

そうでなければ、管理責任として必ず不妊・去勢手術を行って下さい。自然に任せる事が一番いいんだ、不妊・去勢は人間のエゴだ、間違っている、という主張をするのであれば、そもそも猫を飼うという事自体が人間のエゴから始まっている事だと気づいてください。

猫はそもそも自然の中で育ち、人間に育てられなくても暮らしていけます。猫を愛でて、愛情持って一緒に暮らすというエゴを貫くためには管理するという事が必要なのです。

猫は何歳くらいで不妊・去勢手術を行えばいいの?

僕もう大人だよ!

だいたい生後6ヶ月前後から

成長度合いにもよりますが、比較的生後6ヶ月前後で手術が出来るようになるケースが多いと言われています。はじめての発情期が訪れる時期は飼いだした後、割と早いということが分かるでしょう。

すでに発情してしまった猫が手術を受ける場合のリスクもあります。

発情してしまった猫が手術を受けた場合
・発情中の手術は出血が多いケースがあり、手術の死亡率が若干あがると医師から説明される。
・発情を迎えたオスは、手術後でも交尾行動が残る場合がある。オスはスプレー行為、柔らかいものに対して生殖器を擦り付ける等。
・発情を迎えたメスは、手術後でもお尻部分を上げて触って欲しがったり、夜鳴き等をしながらゴロゴロ甘える事も。

行為が残っても優しく包み込んで

手術前よりは収まるケースが多いものの、一度発情を覚えた猫は、その行為をインプットしている場合があります。その時は優しく猫に付き合ってあげてください。スプレー行為等は収まっていく為、しっかり向き合うことが重要です。しかし出来れば発情前に手術をすることをお勧めします。発情中の手術は若干ですがリスクも上昇する事も理由の一つです。

心配なら生後5ヶ月目くらいから診断を受けよう

手術は6ヶ月よりも手前で出来るケースもあり、早めに行っても成長度合いにより問題ない場合もあります。心配なら早めに動物病院に行くことも視野に入れて下さい。

手術をする場合、予約の関係でいずれにしてもすぐに出来ないこともあるので、早めの連絡でまずは診断して頂く事も重要です。6ヶ月過ぎてからよりも、6ヶ月より手前の5ヶ月あたりから、まず相談にいく事をお勧めします。

相談後は必ず医師の支持に従ってください。

不妊・勢手術にかかる代金ってどのくらい?

オスは1~2万円、メスは2~3万円前後+血液検査

動物保険に入っていても不妊・去勢手術に対しては実費となります。一般的にはオスは1万円~2万円、メスは3万円を上回るケースが多いですが、地域や病院によって異りますし、安すぎる病院も気になる為、オスは2万、メスは3万くらいの認識をお勧めします。

同時に血液検査なども行い、上記にプラスして5千円前後は必要だと認識してください。血液検査によりその猫のどんな部分に問題があるのか、まず最初の段階でわかります。

飼い主ならば、その猫がどんな病気を持っているのか、等はしっかりチェックしたほうが、後々の猫の育成について考えていける為、行ったほうがよいです。

その他、手術前に気をつける事

気をつける基本

・手術前夜は必ずご飯を抜いて下さい。麻酔を行う為、ショックで胃の中のご飯が元で窒息する場合があります。
・メスの場合は1日お泊りする事があります。オスは病院によって異なりますが宿泊する場合もあります。いつも食べる大好きなご飯を用意してあげることも考えましょう。

まとめ

大事な事は3つ
・不妊・去勢手術はよほどの理由がない限り行う事。飼い主の義務です。
・生後6ヶ月前後で動物病院に相談にいく事。
・心配なら5ヶ月から相談する。
・オスは1~2万、メスは3万前後に+血液検査分をプラスで考える。